今日は小学校の先生より、小学校六年生が音楽会で演奏する、「Sing Sing Sing」のパーカッションアレンジについてレッスンいたしました。
打楽器の三大要素は、
・アクセント
・ダイナミクス
・リズムキープ
となりますので、アレンジする際にはこの三つに気をつけてアレンジしましょう。
技術的にアクセントをつけるのが難しい場合はリズムをアレンジしてみましょう。
2拍は八分音符四つ分なので、全部叩いた「タタタタ」、一つ目を抜いた「ンタタタ」、二つ目を抜いた「タンタタ」、三つ目を抜いた「タタンタ」、四つ目を抜いた「タタタン」。
さらに二つ抜いたパターンの、「タタンン」、「タンンタ」、「ンタタン」、「タンタン」、「ンタンタ」。
さらに三つ抜いたパターンの、「タンンン」、「ンタンン」、「ンンタン」、「ンンンタ」。
もう一つ言うと全部なしの「ンンンン」。
これらを2小節に自由に当てはめていき(上記の青文字から四つ選ぶ、もちろんかぶってもよし!)、アドリブを完成させましょう。
音色は何でも大丈夫なので、いろんな場所を叩いてみよう!
曲は8小節区切りで展開していますので、次の展開に行く1小節前か2小節前から仕掛けるとかっこいい展開になります。
曲のエンドに関しては連打で問題ないと思うのですが、ボリュームをうまくコントロールして、ダイナミクスを付けて演奏するとカッコよくなります。
クレッシェンド、デクレッシェンド、時にはスフォルツァンドを付けるとオシャレにまとまります。
などなど、なるべく小学生にもわかりやすい形でレッスンしたつもりなんですが、うまくいったかな?(^^;)
こういった依頼も僕のわかる範囲、出来る範囲で受けていますので気軽にご相談くださいねー!
(この曲はいろんなアレンジがありますので、「あれ?合わない?」と思った場合はご相談ください。8小節区切りで展開していない場合も多々ある!)